グレード(Grade)

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定義

紅茶のグレード(Tea leaf grades)とは、茶葉の大きさや外観を基準にした等級のことであり、品質そのものを示すものではありません。統一された国際基準は存在せず、国ごと、あるいは産地や会社ごとに細部は異なります。


解説

代表的な分類には Whole Leaf(ホールリーフ)、Broken(ブロークン)、Fannings(ファニングス)、Dust(ダスト)があり、その中で Orange Pekoe(OP)、Broken Orange Pekoe(BOP)、Pekoe Souchong(PS)、Souchong(S)などの細分が用いられます。これらは主に輸出や業界内部の規格として使われ、消費者に直接の品質保証を与えるものではありません。

大きく分けると4種類

紅茶の等級(グレード)は茶葉の大きさと外観によって大きく四つに分けられます。

  1. Whole Leaf(ホールリーフ)
    • 葉を大きく残した等級。
    • 代表的なものに Orange Pekoe(OP), Pekoe(P), Pekoe Souchong(PS), Souchong(S) があります。
  2. Broken(ブロークン)
    • ホールリーフより細かく砕かれた茶葉。
    • Broken Orange Pekoe(BOP), Broken Pekoe Souchong(BPS) などがあります。
  3. Fannings(ファニングス)
    • さらに細かい茶葉片で、主にティーバッグに利用されます。
    • 代表例は Broken Orange Pekoe Fannings(BOPF) です。
  4. Dust(ダスト)
    • もっとも細かい粉末状の茶葉。
    • 0.3〜0.5ミリ程度の粒で、紅茶の抽出が非常に早く進みます。

代表的グレード(一覧)

※ 等級名は茶葉の大きさ・外観の呼称で、品質そのものを保証しません。産地や会社により差があります。

OP(Orange Pekoe / ホールリーフ)
長めの若葉で細長い外観。見栄え重視のリーフに用いられます。
P(Pekoe / ホールリーフ)
OPより一段細かいものです。やや短く丸みのある外観で汎用的なものです。
PS(Pekoe Souchong / ホールリーフ)
PとSの中間的な粗さです。厚手で抽出は比較的ゆっくりです。
S(Souchong / ホールリーフ)
ホールリーフでは粗め・大きめです。しっかり目の抽出に向いています。
BOP(ブロークン)
基本のブロークンです。抽出が速く力強いです。日常用や高品質のティーバッグで多用されます。
BPS(Broken Pekoe Souchong / ブロークン)
BOPよりやや大きめです。コクを出しつつ渋みは比較的穏やかなのが特徴です。
BOPF(ファニングス)
非常に細かく短時間で色・味が出ます。ティーバッグ向きです。
Dust(ダスト)
0.3〜0.5mm程度の粉末です。超高速抽出ですが渋みも出やすいです。
gradeの例

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