ユニリーバ(Unilever) 

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概要

Unilever (ユニリーバ)は、イギリス・ロンドンに本拠を置く世界有数の一般消費財メーカーです。食品・洗剤・ヘアケア・トイレタリーなどの家庭用品を製造・販売する多国籍企業で、戦後から世界進出に積極的であり、現在世界180ヵ国以上に支店網を擁しています。日本にもユニリーバ・ジャパン・ホールディングス合同会社を中心に、数社の関連会社があります。(2025年8月現在)

紅茶分野では長く世界最大級のプレイヤーでした。


紅茶との関わり

歴史的プレゼンス

20世紀後半〜2020年代初頭まで、PG tips・Brooke Bond・Lipton などの紅茶ブランドを擁し、世界的なサプライチェーンを運用してきました。特に PG tips は 1984年にユニリーバが取得したことで同社の主力紅茶ブランドの一つとなりました。

サステナビリティの節目

2007年、茶葉の持続可能な調達(レインフォレスト・アライアンス認証)を段階的に広げる方針を発表。以後、主要ブランドに認証調達を拡大しました。

事業の切り離し(2022)

紅茶事業「ekaterra」をCVC Capital Partnersへ売却完了(2022年7月1日)。ただしインド・ネパール・インドネシアの紅茶事業と、PepsiCo とのリプトンRTD(清涼飲料)合弁は売却対象外でユニリーバ側に残りました。

その後の体制

売却先の紅茶会社は 2023年にLipton Teas and Infusionsへ改称。現在、ティーバッグやリーフの Lipton / PG tips / Pukka / T2 / TAZO などはこの会社が展開しています(国・カテゴリーで例外あり)。


用語上の注意

ユニリーバ自体はティーブランドではありません(企業体)。ただし歴史的に多数のティーブランドを傘下に収めていて、一部は現在は別会社という経緯がある、という整理が正確です。


🫖紅茶文脈での使い方

  • Unilever divested most of its tea business to CVC in 2022; it now trades as Lipton Teas and Infusions.
    (ユニリーバは 2022年に紅茶事業の大半を CVC に売却し、現在はLipton Teas and Infusionsとして展開している。)
  • Unilever retained its Pepsi Lipton ready-to-drink joint ventures after the sale.
    (売却後も、Pepsi Lipton の清涼飲料(RTD)合弁はユニリーバ側に残った。)
  • Historically, Unilever owned brands such as PG tips and made early commitments to Rainforest Alliance certification in tea.
    (歴史的には PG tips などを抱え、紅茶分野でレインフォレスト・アライアンス認証に早期から取り組んだ。)

🐻くまの一言

日本法人(旧・日本リーバ)はテレビのスポンサー活動でも知られ、深夜帯のドラマや洋画枠などカルチャー寄りの枠で露出していた時期があります。特に深夜帯では深夜のドラマ/B級SF系の枠に名を見かけることもあった。紅茶に限らず、同社のブランド群が「日常とサブカルの間」に顔を出していたのが当時の空気感で、消費者の記憶にも残りやすかったのです。

Unilever's Blue Vitality Logo
Unilever’s Blue Vitality Logo

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