水色(Liquor)
日本語タイトル: 抽出液
英語タイトル: Liquor
短縮タイトル: 水色(Liquor)
索引(glossary_index): 抽出液
🏷️日本語訳(Translation): 水色(すいしょく)、または抽出液
分類: 味覚・質感(taste-texture)
📝 定義(Definition)
「Liquor(リカー)」とは、水色(抽出された紅茶の液体)のことです。
特にカップに注がれたときの色合い(=水色)だけでなく、香りや味わいとのバランス全体を含めて評価されることもあります。
テイスティングでは、この水色・香り・味の三要素が総合的に見られます。
📚 説明・背景(Explanation / Background)
「Liquor」は英語圏のテイスター用語で、単なる“水”ではなく、茶葉の成分が抽出された液体としての性質を重視しています。ISO 6078では「茶の浸出液」として定義されています。
紅茶文化圏ではこの語はよく使われる一方、一般向けのパッケージなどでは省略されることもあります。
🧪 関連属性・補足情報(Attributes / Notes)
- 評価カテゴリ:味覚・質感
- 登場規格:ISO 6078(用語定義)
🔍 関連用語
- Infusion(抽出)
- Brisk(爽快な)
- Bright(明るい)
- Brew(抽出液)
- Cup Color(水色)
🌈 テイスティング用語としての使い方
例:「The liquor is bright and full-bodied. 」
→ このリカーは明るく、コクがある。
🧸くまのひとこと🫖
「リカー」という響きは洋酒を連想する人も多いですが、紅茶界ではまさに“中身そのもの”。香りも水色もすべてがここに詰まっています。くまは最初紅茶関係者が“リカー”“リカー”と言っているので、みんな仕事の後にお酒を飲みに行くのだと思っていました。でも紅茶の評価において “リカー”とは、乾燥葉ではなく淹れた液体そのものを指すことを知って「口に出さないでよかった」としみじみ思った過去があります。