もち病
概要
もち病とは、茶樹に発生する代表的な真菌性病害です。
解説
もち病は名前の通り、新葉や花弁が餅を焼いたように肉厚で球状に大きく膨らむのが特徴です。
主な症状
- 見た目の変化: 初めは淡黄緑色やツヤのある緑色ですが、徐々に白粉(胞子)に覆われ、やがてピンク色や赤褐色に変色します。
- 進行と被害: 最終的にはカサカサに干からびて黒く変色し、落葉します。
発生する原因と時期
- 原因: 担子菌類(カビの一種)が植物の若い組織に侵入することで発生します。
- 時期: 春(5〜6月)や秋など、雨が多く日照時間が少ない湿気の多い時期に発生しやすくなります。
対策と予防法
- 患部の切除: 膨らんだ葉が白い粉に覆われる(胞子をまき散らす)前に、早めに摘み取ってゴミ袋などに捨てましょう。
- 薬剤散布: 被害が広がる場合は、適用のある殺菌剤を散布して予防します。
※正確な発生時期や適用農薬、希釈倍率などの詳細については、地域の農業改良普及センターや農林水産省の情報を参考にしてください。
紅茶との関係
葉の表面に淡色の病斑が生じ、やがて膨らんで餅状に見えることからこの名があります。発生が拡大すると収量や品質の低下を招きます。