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紅茶とカフェイン

分類:
  • 🔬紅茶と科学

紅茶とコーヒー

紅茶とコーヒーのカフェイン量

紅茶とコーヒーどちらの方がカフェインが多いのか?という話は時々出てきます。カフェインは、紅茶の「苦味」の主成分です。茎よりも新芽に多く含まれるので、新芽を多く使う紅茶には多く含まれます。

それでは紅茶とコーヒーの含まれているカフェイン量、実際はどうなのか、100g当たりのカフェイン量をグラフにしてみました。比較のために日本茶の代表的なものも一緒にあげてあります。

カフェイン量の比較
(出典:日本食品標準成分表(八訂)増補2023年)

このグラフを見て明らかなように同じ重量での比較では紅茶がコーヒーのほぼ2倍のカフェインを含んでいます。

ちなみに一般的に、お茶は発酵させればさせるほどカフェインが失われていきます。なので、一番発酵していない抹茶が一番この中ではカフェインが多いのです。

しかしこれが「飲み物としての紅茶」と「飲み物としてのコーヒー」となると話が違ってきます。今度は「飲み物として」の紅茶、コーヒー、日本茶のカフェイン量をグラフにしてみました。

抽出後カフェイン量の比較
(出典:日本食品標準成分表(八訂)増補2023年)

今度は紅茶とコーヒーが逆転しています。結論だけを言えば、

「紅茶はコーヒーの2倍のカフェインが含まれているけれど、抽出後は紅茶はコーヒーの半分のカフェインしか含んでいない」

ということになります。この逆転劇はなぜ起こるのでしょうか?

答えは簡単です。抽出に必要な量にその答えが隠されています。コーヒーをカップ一杯抽出するのに必要な豆は10g、それに対して紅茶は茶葉2~3gなのです。これに抽出効率などを考えると、カップ一杯のコーヒーよりも紅茶のカフェイン量は激減して「紅茶のカフェインはコーヒーの1/2」という結果となるのです。


カフェインって何?

カフェインとは

いきなり紅茶のカフェイン量の話から始めましたが、そもそもカフェインってどんなものなのでしょうか。

カフェインとは、主に茶やコーヒー、チョコレートなどに含まれる天然のアルカロイドです。化学的には、1,3,7-トリメチルキサンチンという構造を持っています。化学が大好きで化学をしっかり勉強した人でなければ、そう言われても何がなんだかわからないと思います。

下に構造式と、色々な呼び方をまとめてみました。なんだかわかりませんよね。それが普通です。なので、わからなくても大丈夫です。でも、くまの身内のように「カフェインの構造式のイヤリング」を喜んで付けている人もいるのですから、世の中って広いのか狭いのかよくわかりませんね。

カフェインの色々な書き方

カフェインの効果

カフェインは主に中枢神経を刺激したり、脳に入ったりすることで、一時的に眠気がとれたり、集中力が増したりというような効果を発揮します。朝の目覚めや仕事の合間などにコーヒーや紅茶を飲むことはそうしてた意味では理に適っているのです。

紅茶に限って言えば、朝の紅茶は濃く淹れたものにミルクを入れて、というのがイギリスを中心にポピュラーですが、紅茶のカフェイン量を考えれば、コーヒーの半分なのですからそのまま飲むのが辛いくらいに濃く入れる必要が出てきます。それでEarly Morning Tea (朝一番の紅茶)などは濃いミルクティーと言うことになっているのだと思います。

Early Morning Teaのイメージ

カフェインは体内での代謝が早く、短時間でその効果が現れてきます。逆に効果がなくなるのも早いのです。一般的にカフェインの効果は30分~1時間程度で、それ以降はどんどん排泄されていくといわれています。また、カフェインには利尿作用があるので、余計排泄されるスピードが上がるのです。

その他には、代謝を促進する効果や、脂肪燃焼効果などがいわれていますが、おそらく効果が感じられるのはカフェイン剤などである程度の量を接種した場合のデータで、紅茶を飲んだ程度ではそのような効果まで期待はできないでしょう。


紅茶のカフェイン

紅茶にはアミノ酸のテアニンという成分が含まれています。テアニンは紅茶の甘みを感じさせる成分で、少ないもので200mg、多いものでは800mgほど含まれています。一般に「高級なお茶ほどテアニンが多い」といわれます。

テアニンには血圧の上昇を抑えたり、脳や神経を穏やかにさせる効果があるといわれています。またテアニンはカフェインの作用を穏やかにしてくれるので、コーヒーなどで同量のカフェインをとった場合に比べるとマイルドなものになります。テアニンについてはまた違う機会に取り上げようと思っています。

一説によると、摂取した紅茶のカフェインは80%が吸収されないまま体外へ排出されるという話もあります。紅茶のカフェインは適度に、やさしく、体にその効果を発揮してくれるのです。

ですから、よほど濃い紅茶を量飲まなければ、夜寝る前に紅茶を飲むのはリラックス効果の方が大きいといわれています。なので安心してNight Tea (ナイトティー / 寝る直前に飲む紅茶のこと)を楽しんでください。

ティーロワイヤルはNight Teaにお勧めです

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