Tea Board (紅茶委員会)はスリランカやインドなどの紅茶輸出国におかれている政府の機関です。紅茶局とも訳されます。その国の紅茶の品質の維持・向上と、その国の紅茶のイメージを守ることが目的となっている組織です。
スリランカの場合だとTea Board が茶葉すべてをオークション前にテイスティングして、品質をチェックし、オークション後に海外に輸出する前にももう一度チェックをします。そしてTea Boardの基準を満たしている紅茶に対してのみライオンのロゴの仕様を認めるという仕事などをしています。その他にも、化学や残留農薬の観点からの茶葉の分析、品質向上のための研究、茶葉の製造やオークションへの参加の登録、外国でのセイロンティーのプロモーションなど多岐にわたります。
インドの場合でも、インド茶の栽培、加工、国内取引、および輸出を促進するための活動や品質の保証など多岐にわたる紅茶に関する業務を行っています。