紅茶とISO(3)ISO 3720:紅茶の定義とは? はじめに 「紅茶って何?」と聞かれたら、なんと答えますか? おいしいお茶? 黒くて渋みのある飲み物?それとも、緑茶や烏龍茶とは違う「何か」? 実は、世界中で流通す…
紅茶とISO (2) 「天然」と「合成」の境界をめぐって 🧾 はじめに 「天然」は誰が決めるのか? 「この香料は天然です」と書かれている商品を、私たちは日々の生活でたくさん目にします。けれど、ふと立ち止まってみると、ひと…
紅茶缶(2)美術と密輸、印刷と幻想の交差点 「缶」から始まる文化の物語 紅茶の歴史を語るとき、茶葉の起源や貿易の話にはよく触れられますが、「缶」という容器に光が当たることはそう多くありません。しかし、かつ…
紅茶缶(1)隠されたもうひとつの歴史 プロローグ 18世紀から19世紀にかけて、紅茶はただの嗜好品ではありませんでした。それは国家の財政を支え、密輸の標的となり、時には命を脅かす偽装品の媒体ともなったの…
茶葉に紛れた別のもの──紅茶缶の裏面史 はじめに──「紅茶缶の中には夢が詰まっている」と言ったのは誰だったか 紅茶缶。それは、優雅な午後の象徴であると同時に、過去の“密かな戦場”でもありました。 18〜19世…
規格は文化をつくる? ISO 3166と絵文字国旗の知られざる関係 1. 導入:ふとした疑問から始まる あなたのスマートフォンにもきっとあるはずです。LINEでもTwitterでも、あるいはSlackやFacebookのコメントでも、国旗の絵文字――🇯🇵や🇬🇧…
紅茶史における制度(1)制度による差別 第1章 植民地時代の品質管理制度と紅茶貿易 19世紀から20世紀初頭にかけて、紅茶は大英帝国の世界戦略において重要な輸出商品となり、それとともに「品質管理制度」も植民…
紅茶史における制度(2)クリミア戦争・第1次世界大戦と紅茶 第2章 戦場における紅茶~クリミア戦争から世界大戦へ~ 🕊️クリミア戦争 紅茶がもたらす慰安の始まり 19世紀半ばのクリミア戦争(1853–1856年)では、イギリス軍兵士に対…