🛠️ 製茶・加工技術カテゴリでは、茶葉が紅茶として仕上げられていく工程等を扱います。
紅茶を紅茶たらしめる技術の数々を、伝統的な手法から現代の機械加工まで紹介します。
ここでは、生産現場のしくみと工夫を可視化し、消費者からは見えにくい所に光を当てます
RTD紅茶
定義RTD紅茶（Ready-to-Drink Tea）は開封して& […]
🛠️ 製茶・加工技術
団茶
概略 団茶（たんちゃ）とは、茶葉を蒸して臼で搗き、型に押し固めて作られた固形茶の総称です。保存と輸送に優れた形状で、課税・貢納・交易と深く結びつきました。また、宋代の点茶法や日本の抹茶文化、さらには紅茶の工業化へとつなが […]
CTCブレンド
CTCブレンドの定義 特徴 産地構成とスリランカ 文化的背景 🔗リンク
ブレンド（blend）
概要 ブレンドとは、複数の茶葉を組み合わせて風味・香り・色合い・品質を安定させる技術を指します。紅茶の世界においては、むしろブレンドこそがブランドの個性をつくり出す基盤であり、単一茶葉（シングルオリジン）と並ぶ重要な存在 […]
一芯二葉（top two leaves and a bud）
概要 一芯二葉（いっしんによう）は英語ではtop two leaves and a bud / one bud and two leaves（＝fine plucking の代表）です。 枝先の芯芽（bud）と、その直下 […]
摘採（tea plucking）
概要 摘採（てきさい/tea plucking）は、製茶工程の最初に、生葉を芽葉単位で収穫する作業です。手摘み・はさみ摘み・機械摘採など方式があり、摘み取り基準（例：一芯二葉）が品質と収量を左右します。 同義/別表記：摘 […]
オーソドックス製法
概要 オーソドックス製法（orthodox method）は英語ではorthodox method / orthodox manufacture（traditional method）などともいわれます。 オーソドックス […]
乾燥（firing）
概要 乾燥（firing / drying）は、紅茶製造の最終段階で、おおむね100℃前後の熱風（設備・等級で調整）により酵素的酸化を停止し、含水率を落として保存安定性と香味を確定させる工程です。 同義/別表記：最終乾燥 […]
荒茶（crude tea）
概要 荒茶（crude tea）は、一次加工を終えた半製品の茶です。生葉を加熱・揉み・乾燥などで安定化させた状態で、後工程（選別・整形・火入れ等）の「仕上げ」を経て商品茶として出荷されます。 ・同義/別表記：一次加工茶／ […]
玉解き・ふるい分け（roll-breaking, green-sifting）
概要 玉解き・ふるい分け（roll-breaking / green-sifting）は、揉捻後にできた葉塊（ロールボール）をほぐし、ふるいで粒度を分級して、酸化（発酵）の均一化と通気性を高める中間工程です。 ・同義/別 […]