Shipping marks(外装表示/ケースマーク)

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概要

Shipping marks(シッピングマーク/外装表示)は、梱包外装に印字・貼付する識別情報のことです。受荷主コード(Consignee/Buyer)、梱包番号(1/50–50/50)、出荷地・仕向地、PO/インボイス番号、ロット等を記して、倉庫・港湾での仕分け/照合作業を確実にすることを目的としています。価格情報は含めません(価格はインボイス側)。

国際輸送では、B/L・AWB・パッキングリストと同じマーク表記で突き合わせるのが基本です。破損・紛失時の調査、港でのタリー(計数)、混載仕分けに直結するため、可読性と一貫性が最重要です。取扱注意(UP/KEEP DRY など)のハンドリングマークは補助表示として併記することになっています。


紅茶との関連(書くべき要素)

茶箱(Chest/Carton/Bag)には、茶種/等級(BOP 等)・ロット(例:DJ-123)・梱包番号・原産国を明記。ブレンド製品は商品名・ケース入数・賞味期限(必要に応じ)も外装ラベルに。マーク内容=Packing Listの行名=インボイスの品名が一致していること。

典型フォーマット(例)

TEA WORLD / TOKYO
PO: TW-2025-0415
INV: 24-TEA-109
LOT: DJ-123
DEST: YOKOHAMA, JAPAN
C/No.: 1/50    MADE IN INDIA
↑ THIS SIDE UP   KEEP DRY

実務のポイント

  • 梱包番号は外装にも必ず印字(1 of 50 表記)しなければなりません。
  • スペルとコード(PO/INV/LOT)はPL・CIと完全一致が必須です。
  • 取扱注意は国際ピクト(ISO 780)相当の図記号が無難です。

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