ロイヤルミルクティー

ロイヤルミルクティー(Royal Milk Tea)は日本独自の用語です。

「ロイヤル」の語感から英国式だと誤解されるが、英国ではそのような呼び方や飲み方は一般的ではありません。

使用茶葉はアッサムやセイロンなど、濃く出るものが多いです。

カフェでは「甘く仕上げる」のが定番であるため、無糖で飲みたい場合は要注意です。

🌏 海外ではどう言う?
「Royal Milk Tea」自体は英語圏ではほとんど通じない表現です。

日本発祥のスタイルで、英語圏では “milk tea” の一種として見なされますが、煮出し式であることを説明しないと伝わりません。

英語で表現するなら
“Black tea brewed with milk and water together.”
または
“Japanese-style milk tea, simmered with milk.”

となります。

🗾 なぜ日本で「ロイヤルミルクティー」と呼ぶのか?
→ この言葉は1980年代頃から広がった日本独自の造語で、紅茶を牛乳と水で煮出す方式が特徴です。
「ロイヤル」とは言っても英国王室と直接の関係はなく、「贅沢・高級感」を演出する言葉として使われています。

特に喫茶店・カフェ文化の中で「ちょっと特別なミルクティー」として普及しました。

商品名やティーバッグのシリーズ名にも使われています(例:日東紅茶のロイヤルミルクティー)

一般的な英語表現

「Japanese-style milk tea(煮出し式)」
日本発のスタイルを説明するときは、以下のように言うと伝わりやすいです。

This is a Japanese-style milk tea. The tea leaves are simmered directly with milk and water together for a richer taste.

Unlike British milk tea, this version is brewed, not steeped.