ISO 1578(水溶性灰分のアルカリ度の測定)

正式名称

ISO 1578:1975
Tea — Determination of alkalinity of water-soluble ash

参考訳:茶 — 水溶性灰分のアルカリ度の測定


定義

ISO 1578は、茶の水溶性灰分のアルカリ度を測定する方法を定めた国際規格です。

「水溶性灰分」とは、茶の試料を灰化して得られる灰分のうち、水に溶ける部分を指します。この規格は、その部分が酸を中和する能力を測定するものであり、「アルカリに溶ける灰分の量」を測定するものではありません。


概要

水溶性灰分の測定で得られたろ液を用い、メチルオレンジを指示薬として、塩酸標準液で滴定します。

アルカリ度は、単に液のpHを測ることとは異なります。pHがその時点での酸性・アルカリ性の程度を示すのに対し、この試験では、所定の終点までに必要な酸の量から、中和する能力を調べます。


紅茶文脈での意義

紅茶の品質を分析する際には、灰分の量だけでなく、その性質を調べることも重要です。ISO 1578は、水溶性灰分のアルカリ度を共通の方法で測定するために用いられます。

なお、測定対象は灰化した試料から得られる水溶性部分です。普段飲む紅茶の抽出液のpHや、味の酸っぱさを直接測定する試験ではありません。


🔗リンク

※本項目は、ISO公式サイトの公開情報に基づく概要と、理解を助けるための解説です。正式名称の日本語表記は参考訳であり、試験の実施や厳密な適用には規格原文をご確認ください。