ISO 19563(インスタントティー仕様)
正式名称
ISO 19563: Determination of theanine in tea and instant tea in solid form using high-performance liquid chromatography
参考訳:高速液体クロマトグラフィーによる茶および固形インスタントティー中のテアニンの定量
定義
ISO 19563は、茶および固形インスタントティーに含まれるテアニンの量を、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)によって測定する方法を定めた国際規格です。
インスタントティー製品全体の品質要件を定める規格ではなく、特定の成分を測定するための分析規格です。
概要
対象となるのは、チャノキ(Camellia sinensis)に由来する茶とインスタントティーの試料です。
HPLCを用いてテアニンを分析し、その含有量を求めます。なお、この方法ではL-テアニンとD-テアニンを分離して測定することはできません。茶に含まれるテアニンは、主にL体です。
紅茶文脈での意義
紅茶の成分を調べたり、異なる試料の分析結果を比較したりするには、測定方法をそろえることが重要です。ISO 19563は、テアニン含有量を測定する際の共通の方法を提供します。
ただし、この規格による測定値だけで、紅茶のおいしさや総合的な品質、安全性が決まるわけではありません。「何がどれだけ含まれているか」を調べる方法と、製品としての評価は区別して考える必要があります。
🔗リンク
ISO 6079(即席茶:固形インスタントティーの仕様)
ISO分析関連用語
ISO 6078:1982「紅茶用語集」日本語ガイド
ISO 19563:2017:ISO公式サイトです。
※本項目は、ISO公式サイトの公開情報に基づく概要解説です。正式名称の日本語表記は参考訳であり、試験の実施や厳密な適用には規格原文をご確認ください。