LTP(Lawrie tea processer)
概要
紅茶製造において用いられる製茶機械の一種で、茶葉を切断・破砕しながら揉捻と発酵を促進する装置です。
仕組み
LTPは、回転するローラーと圧力によって茶葉を処理します。
- 茶葉を押しつぶす
- 細かく切断する
- 細胞を破壊する
これにより、
- 酵素と基質が接触
→ 酸化(発酵)が急速に進行
役割
LTPは、従来の揉捻機に比べて
- 発酵の効率化
- 均一化
- 生産性向上
を目的として開発されました。
特に、
- 小粒で濃い抽出の紅茶
- ティーバッグ向け製品
の製造に適しています。
CTCとの違い
CTC(Crush-Tear-Curl)
- 強力な連続処理
- 粒状(顆粒状)に仕上がる
LTP
- より穏やかな破砕
- 葉の形状がある程度残る
ポイント
- 「揉捻機とCTCの中間的存在」
- 発酵効率を高める装置
- 紅茶の近代化を支えた機械の一つ
位置づけ(製茶工程)
LTP(Lawrie Tea Processor)とは、茶葉を切断・破砕することで発酵を促進する紅茶製造機械であり、揉捻機とCTCの中間的な性質を持つ装置なのです。
主な産地・利用
LTP は、特に Malawi を中心とするアフリカの紅茶産地で広く用いられてきた製茶機械です。
大量生産に適しつつ、CTCほど強い破砕を行わない特性から、
- アフリカ産紅茶の生産効率向上
- 品質の均一化
- ティーバッグ向け原料製造
などに寄与してきました。
とくにマラウィでは、近代的紅茶製造を支えた装置の一つとして知られています。