親樹

概要

品種の増殖や系統保存のもとになる基準となる茶樹で、挿し木や栄養繁殖に用いる母体となる樹を指します。


役割

親樹は、

  • 品種保存
  • 苗木生産
  • 品種改良
  • 系統維持

の基礎となります。


仕組み

優良形質を持つ茶樹を親樹として選抜し、その枝や穂木を用いて増殖することで、

  • 品質
  • 収量
  • 香味特性

を安定して受け継ぐことができるのです。


位置づけ

親樹は、種子繁殖ではなく 栄養繁殖(クローン増殖) の文脈で重要となります。特に近代茶栽培では、品種特性維持のため重要な概念です。


ポイント

  • 品種の「もとになる樹」
  • クローン増殖と関係が深い
  • 品種保存・育種に不可欠

関連用語との違い

親樹
→ 増殖のもとになる基準樹

品種
→ 遺伝的・栽培学的分類

母樹(Mother Bush)
→ 親樹とほぼ同義で用いられることがある


実例

有名茶園では、特定品種の由来となった古い親樹が保存されていることがあり、歴史的価値を持つ場合もあります。


🧸くまの一言

茶では「親樹」は文脈によって

  1. 増殖用の母樹
  2. ある品種の起源となった原木的な樹

の両義で使われることがあります。