スコーン
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概要
スコーン(scone)はスコットランド料理のバノック(大きく平らな速成パン)より重い速成パンのことです。 小麦粉、大麦粉、あるいはオートミールにベーキングパウダーを加え、牛乳でまとめてから軽くこねて、成形して焼き上げます。 粉にバターを練り込んだり、レーズンやデーツなどのドライフルーツを混ぜて焼き上げられることも多いです。

場所による違い
一般的にイギリス式のスコーンは形がきれいに整っていて、外はほどよく柔らかく中はしっとりしていて、軽い食感のものが多いです。それに対して、アイルランド式のスコーンは形が整っていなくてイギリス式より大きいです。それで外はサクッとした固めの生地で中はパンのようにずっしりと重たい食感のものが多いです。イギリス式は軽食、アイルランド式は食事、と言う感じです。
いわゆるアフタヌーンティーで出てくるスコーンはイギリス式がほとんどだと思います。
🫖紅茶文脈での使い方(英語短文)
英文: Afternoon tea usually serves British-style scones with clotted cream and jam.
和訳: アフタヌーンティーでは、英式スコーンにクロテッドクリームとジャムが添えられます。
英文: Irish scones are larger and denser, leaning toward a bread-like crumb.
和訳: アイルランド式のスコーンは大きめで密、パンに近い食感です。
英文: Quick chemical leavening gives scones their tender, short bite.
和訳: 化学膨張により、スコーンはほろりと短い食感になります。