水の硬度

水の硬度とはミネラル(主にカルシウムとマグネシウム)が水の中にどれくらい入っているか、を表している度数です。


水の全硬度=カルシウム硬度+マグネシウム硬度

と、なります。

水の硬度の計算法にはアメリカ硬度、ドイツ硬度、フランス硬度、イギリス硬度(クラーク度)がありますが日本ではアメリカ硬度を使っています。

ミネラルが少ないものを軟水、多いものを硬水と言います。具体的には

・軟水:0~60(mg/L)未満
・中程度の軟水(適度な硬さの水):60~120(mg/L)未満
・硬水:120~180(mg/L)未満
・非常な硬水:180(mg/L)以上

と、なっています。

紅茶は軟水で淹れた方がおいしいです。ミネラルが多い硬水だとあまりおいしくない上にtea scumができてしまって、見た目もおいしそうでない紅茶になってしまいます。

くまが住んでいる秋田市は軟水なのでおいしい紅茶を飲んでいます。おなじくまでも、くまのパディントンが住んでいるロンドンは硬水なので紅茶がおいしくない水です。

・もっと詳しい説明や色々な「おいしい水の使い方」
自分の住んでいる所の水が軟水かどうか調べたい

と、言う場合には紅茶と科学『紅茶と水』を参照してください。