ファーストフラッシュ(First flush)

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概要

ファーストフラッシュ(First flush, 春摘み)は、その年に初めて行われる新芽の収穫を指します。日本語では「一番摘み」「春摘み」とも呼ばれます。
ダージリンをはじめとするインド・ネパールの高地茶園で特に重視されるクオリティシーズンの一つです。


特徴

  • 収穫時期:おおむね 2月下旬〜4月です(産地や標高によって差がある)。
  • 茶葉の外観:新芽を含むため、緑茶に近い淡い緑色や銀白色の芽が混じります。
  • 水色(すいしょく):淡い黄金色、あるいは黄緑がかった明るい色調です。
  • 香味:爽やかでフレッシュ、青葉や若草を思わせる香りを持つ。口から鼻へ抜ける風味(レトロネーザル)は草っぽさとして表現されることが多いです。渋みは強めに出ることがありますが、軽やかな口当たりです。

産地と評価

  • ダージリン:最も有名なファーストフラッシュの産地。世界的に「春摘みダージリン」は特別なブランド価値を持っています。
  • ネパール:近年はダージリンに並ぶ品質で知られ、ファーストフラッシュも注目されています。
  • アッサム・スリランカなど:規模は小さいですが春摘みとしての区別を行う場合もあります。

文化的意味

「紅茶の新年」

冬を越えて最初に芽吹く茶葉は「その年の紅茶シーズンの始まり」を象徴しています。

オークションでの高値

インドや欧州市場ではファーストフラッシュは特別視され、希少なロットは高額で取引されます。

飲み方の特徴

香りと爽快感を楽しむため、ストレートで軽めに淹れることが推奨される。ミルクティーには不向き。


解説

日本茶との共通点

日本の「新茶」にあたる概念で、特に茶文化を比較する上で説明されやすいです。

保存性

繊細な香りが特徴なため、セカンドフラッシュやオータムナルに比べて保存性が低いです。

マーケティング用語としての広がり

ダージリン以外でも「ファーストフラッシュ」と表記する例がありますが、国際的にはダージリン紅茶と結びついた用語として理解されることが多いです。


🫖紅茶文脈での使い方(英和例文)

💠基本例文

英文: Darjeeling First Flush is often called the “champagne of teas.

和訳: ダージリンのファーストフラッシュは「紅茶のシャンパン」とも呼ばれます。


英文: First flush teas are harvested in spring and have a light, floral flavor.

和訳: ファーストフラッシュは春に摘まれ、軽やかで花のような風味があります


英文: This shop offers a limited First Flush Darjeeling from 2025.

和訳: 当店では2025年の限定ダージリン・ファーストフラッシュを扱っています


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