Yunnan tea(雲南紅茶)は雲南紅茶は、中国の雲南省で作られる紅茶で、濃厚でスパイシーな味わいが特徴です。水色は赤みのある深い色合いです。
雲南大葉種という茶葉で製茶されるため、プーアル茶と共通する深い味わいがあります。また、金毫(ゴールデンチップ)が豊富に含まれ、香気も高く、ミルクティーにも良く合います。
と、ここまでが一般的に言われている雲南紅茶の解説です。
🧸くま的解説
濃厚でスパイシーとは感じませんでした。たしかに濃厚さはありますがスパイシーではなかったです。一煎目はフルーツのようでもあり、花のようでもある独特のよい香りがしました。味は紅茶というより中国茶、という感じでした。二煎目は一煎目で感じた香りはなく、いわゆる紅茶の香りになっていました。そして味は薄くなり飲みやすくはあるけれど、物足りない感じでした。
雲南紅茶について洗茶が必要と書いている人もたまに居るのですが、これは洗茶しちゃダメです。香りが流れさってしまって哀しいお茶になってしまいます。逆に言えば洗茶が必要と書かれているレベルの雲南紅茶は粗悪品と決めつけてよいと思うので、手を出さない方がよいと思います。
ただ、結論でいえばこのお茶はたしかに製法などで分類すれば間違いなく「紅茶(black tea)」なのですが、何煎か楽しめる点や味からすると中国茶に限りなく寄っているお茶だと思います。
くまはこれを紅茶ではなく、独自のジャンルである紅葉茶と分類しています。
