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MARIAGES FRÈRES(マリアージュフレール)は、17世紀からの紅茶文化を受け継ぐ老舗ということを看板にしているフランスの紅茶専門店です。また、同店の紅茶ブランド名としても用いられています。
MARIAGES FRÈRESの歴史
1660年頃、ルイ14世の下、貿易に従事したマリアージュ家のニコラス・マリアージュ(Nicolas Mariage)と、貿易会社に従事し、マダガスカルに派遣されたピエール・マリアージュ(Pierre Mariage)の兄弟が築きあげたフランス交易は、子孫に受け継がれ、香辛料や茶類の交易に代々携わることとなる。
1766年に生まれたJean-François Mariage (ジャン・フランソワ・マリアージュ)は、Lille (リール)で紅茶、スパイス、バニラ、その他エキゾチックな商品を取引するという家族の伝統を引き継ぎ、Louis (ルイ) 、Aimé (エメ)、Charles (シャルル)、Auguste (オーギュスト)という 4人の息子に幼い頃から家業の訓練をしました。
1854年にAiméの息子であるHenri Mariage (アンリ・マリアージュ)、Edouard Mariage(エドワール・マリアージュ)兄弟がフランス初の茶類輸入業者la Maison de thé Mariage Frères (マリアージュ・フレール・ティー・ハウス)をパリに設立します。そしてティーハウスの経営や、高級レストラン、デリカテッセン、ティールーム、有名ホテルに紅茶の卸売を始めました。
1984年に小売事業を開始し、世界中から集めた数百種類のお茶を店舗販売し始めました。
1990年に日本の東京・銀座に出店。
2018年にロンドンに出店。
現在に至ります。
くま家にあるMARIAGES FRÈRES
MARIAGE FRÈRES MARCO POLO
MARIAGE FRÈRESの代名詞とも言える紅茶です。アジアの花と果実が特別で魅力あふれる芳香を醸しだしています。中国とチベットの花と果物が、この素晴らしい紅茶にハチミツやヴァニラ、キャラメルを想わせる、なめらかで優しい香りを与えています。
MARIAGE FRÈRESはストレートの他、ミルクティーでも楽しめると言っていますが、くまはストレートで香りと味を楽しまないともったいないと思います。特に日本で多く見られる高温殺菌の牛乳はせっかくの香りを台無しにしてしまうと思います。ミルクティーにしたければ多少高くなりますが低温殺菌の牛乳を手に入れたときにすべきだと思っています。

MARIAGE FRÈRES MARCO POLO ROUGE
MARIAGE FRÈRESの代名詞といえる、フレーバード ティーマルコ ポーロのルイボスティータイプです。中国とチベットの花とフルーツをイメージした香りが特徴です。なめらかな赤いベリーの香りに、ハチミツやバニラのような甘い香りがふんわりと香ります。
もちろんこれはストレートで頂くべきです。そもそもルイボスティーにミルクはあわないとくまは思っています。

MARIAGE FRÈRES ÈROS
古代ギリシャの神、エロスの名前を冠したブレンドティーです。モーヴやブルーエ、ハイビスカスの花を散りばめた優しく魅惑的な紅茶です。芳醇なフローラルの香りにハイビスカスの爽やかな酸味がアクセントの紅茶のフレーバード ティーです。花々の美しい彩りの茶葉は、まさに恋人たちのお茶です。
これはもちろん、ストレートで頂くものです。ただし、好みによってはちみつを少量加えて飲むのは香りを引き立たせる役目をしてくれるので良いと思います。
