Wilkin & Sons Ltd

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Wilkin & Sonsについて

イギリス Essex (エセックス)州Tiptree (チップトリー)村で農園を経営していたWilkin (ウィルキン)家は、1885年に自家製ジャムの製造を始めました。

以来、130年以上も受け継がれる伝統のレシピに基づき、自家農園と信頼できる農園で収穫された果実を原料とし、合成着色料や香料、保存料はほとんど使用せずに作られています。Tiptreeブランドのジャムや特にマーマレードはイギリスでは非常に有名かつポピュラーです。くまのパディントンがお気に入りのマーマレードもこのメーカーのものです。

1911年、英国王George V (ジョージ5世)から英国王室御用達の栄誉を授かりました。

King George V

2010年には Queen Elizabeth II (エリザベス女王)が工場を訪問されました。

Queen Elizabeth II

このTiptreeブランドでジャムなどを製造しているWilkin & Sons Ltdが出している紅茶があります。

Wilkin & Sons Ltdは1944年にティーハウスをオープンしています。そしてそこで使用される紅茶は当然のこととして自社ブランドだったそうです。このことから、1944年にはすでに紅茶を製品として扱っていたことになります。

かつては日本にも輸入されていたのですが、今は輸入されていないようで買うことができません。

家にあるWilkin & Sons

Pure Assam Tea

特徴的な白いラベルが付いた黒い缶に入った茶葉です。このPure Assamは、Wilkin & Sonsのブラン​​ド全体の中でもっとも濃いお茶の一つと考えられています。

ただ、このブランドの中でもっとも強い紅茶というだけで、他のTea BrandのPure Assamと比べるとそれほど濃い方ではなく、むしろ軽い感じがします。濃い味(特に渋み)の紅茶が苦手な人にも向いていると思います。味はまろやかですが、Assamに欠かせない力強い麦のように濃厚な風味や香りはあまり感じられません。その辺はくまとしてはちょっと残念です。ただ、その特徴からストレートでおいしくいただけます。色は濃い赤褐色をしています。ティーカップの縁の周りには金色の光輪ができました。

ちょっと香りが弱い感じがどうしてもくまにはあるのですが、それでもAssamですからミルクとの相性が悪いわけではありません。ただ、ミルクを入れすぎてしまうと何を飲んでいるのかわからない感じになってしまうので、あくまでも入れるとしても少量ということが大切だと思います。

Wilkin & Sons Pure Assam