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世界のお茶の時間 (2)

分類:
  • 🏚️紅茶と生活文化

ドイツ

紅茶の伝播

1610年ころオランダとの国境に近い東フリジアを経てドイツにお茶がもたらされました。茶は国産のビールよりも安く、100年のうちに東フリジアでは一番良く飲まれる飲み物となりました。

世界に先駆けて(と、いっても欧米世界ですが)、1709年にマイセンで陶磁器の製法を解明しました。当時のカップなどは中国の茶器を参考にして作られていたため、カップは薄く把手がなく、お皿は奥行きがあって、浅いボウルのようなものでした。

MEISSENのティーセット

中国茶館

当時のヨーロッパでは各国の国王や君主が敷地内などにティーハウスを点てていましたが、なかでも有名なものに1754~1764年にかけてポツダムのサンスーシ宮殿(Schloss Sanssouci ) にフリードリヒ2世(Friedrich II ) が建てた中国茶館 (Chinesisches Teehaus)です。プロイセンが七年戦争に参戦したことと、その造りの壮麗さから建設に時間がかかり、完成まで 9 年を要しました。ここは今はサンスーシ公園となっていて、茶館も現存していて、中を見学することもできます。9年かけて作ったとはいえ、一間だけなのですぐに観終わってしまうそうです。

ポツダムにある中国茶館の写真です。
中国茶館(Chinesisches Haus)出典:wikipedia / 出典URL(新しいタブで開きます) / CC BY-SA 4.0

東フリジア独自の飲み方

ドイツでは日常的にコーヒーが多く飲まれていますが、北部の東フリジア地方に限って言えば、紅茶の消費量が圧倒的に多く、1人あたりの年間消費量は約300リットル、1日平均にすると4~5杯飲んでいることになります。これはドイツの平均の10倍以上に達しているようです。もしかすると英国やアイルランド以上に紅茶を愛している人たちと言えるかもしれません。

東フリジア地方の人は大抵はアッサムとセイロン茶をブレンドしたものを濃く淹れて楽しむそうです。

飲み方はまずティーカップかティーグラスにKluntje (クルンチェ)と呼ばれる氷砂糖やKandis(カンディス)と呼ばれるシロップやリキュールに漬けられた氷砂糖をいれ、濃いめの紅茶をそそぎます。

Kluntje

その時に氷砂糖がパチパチと溶ける時に発する音を愉しみながら、ザーネレッフェル(Sahnelöffel )と呼ばれるクリーム専用のスプーンで濃厚なクリームを静かに入れ、雲のように浮き上がって広がる「薔薇の形」を愉しみます。ちなみにこのザーネレッフェルは日本では通販でも手に入りません。くまはスペイン経由で手に入れて頂いて写真の銀のほうを持っています。

ザーネレッフェル(Sahnelöffel)

かき混ぜずに、味わうのが作法です。3杯のむのが習わしで、1~2杯しか飲まないのは不作法だと考えられています。もう十分だと思ったらカップにスプーンを入れてそのことを示さないと、次々とお茶を注がれてしまいます。ちょっとわんこそばのようですね。


ドイツ全体の紅茶事情

ドイツでは他の地域でも紅茶はよく飲まれていて、高級茶葉の世界最大の消費国です。特に2014年に輸入量は記録的に増加して現在に至っています。ティーサロン、ティールームなどもたくさんあります。


イタリア

Babington’s tea room

イタリアは紅茶の消費量が極めて少ない国です。19世紀の終わりにニュージーランド人のイザベル・カーギル(Isabel Cargill ) とイングランド人の アン・マリー・バビントン(Anna Maria Babington)という二人の若い女性が、コーヒーの街ローマにティーハウス、Babington’s tea roomを作り、成功を収めました。のちにいくつかの支店も増えて、今も盛況です。

Isabel Cargill & Anna Maria Babington by babingtons.com

Babington’s tea roomではイギリス式のアフタヌーンティーなどを提供しつつ、食器にはイタリアのジノリを採用するなど、イギリスとイタリアの折衷的なスタイルを確立しました。

Babington’s Tea Rooms, Rome

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