black tea(紅茶)
🗂️ Term: Black Tea
🏷️ 日本語訳: 紅茶(こうちゃ)
📘 定義: 酸化発酵させた茶葉を乾燥して作る、濃い水色と芳醇な香味を持つ茶
📚 分類: 茶の種類(tea-type)
📖 登場規格: ISO 6078(定義あり)
📝 定義(Definition)
「Black Tea(紅茶)」は、茶葉を完全に酸化(発酵)させてから乾燥させた茶の種類を指します。製造過程での酸化により茶葉は黒く変化し、抽出液(リカー)は赤褐色〜濃い琥珀色になります。
📚 説明・背景(Explanation / Background)
Black Teaは、中国茶の分類法とは異なり、主に西洋的な分類に基づいた呼称です(中国の「紅茶 hóng chá」に相当)。ISO 6078では、Black Teaは「酸化酵素の作用により、茶葉中のポリフェノールを著しく酸化させた後、乾燥によって作られた茶」と定義されています。
インド、スリランカ、ケニアなどを中心に世界的に広く生産されており、英国式のティー文化やミルクティーのベースとして多用されます。
🧪 関連属性・補足情報(Attributes / Notes)
- 登場規格:ISO 6078(用語定義)
- 強い酸化/濃厚な抽出液/保存性の高さ
- ダージリン、ウバ、キームン
🫖 紅茶文脈での使い方(英和例文)
🔸例:「This is a high-grown black tea with a bright and brisk liquor.」
→ これは高地産の紅茶で、水色が明るく、爽快な味わいです。
🧩 関連語(Related Terms)
- Green Tea(緑茶)
- Oolong Tea(烏龍茶)
- Fully Oxidized(完全発酵)
- Liquor(抽出液)
- Fermentation(酸化・発酵)
🧸くまのひとこと🫖
紅茶と聞いて「イギリス」「ミルク」「アフタヌーンティー」を思い浮かべる人も多いと思います。でも、紅茶はもともと原産地の職人さんたちの発酵と酸化をコントロールする職人技の結晶なのです。実は「紅茶」とは、単に色が黒いからではなく、こうした職人技による“酸化”という科学的な変化を経たお茶だと知ったとき、くまはちょっと感動しました。
今飲んでるその一杯も、自然と化学と人の技が織りなす芸術品なのかもしれませんね。