🏞️エリアティー

ダージリン、アッサム、セイロンなど、地名がそのまま紅茶の名前になっているものを「エリアティー」と呼びます。それぞれの土地の気候や文化が、香りや味に個性を与えています。

このカテゴリでは、主要産地の背景や味の特徴を紹介し、紅茶とその「土地」とのつながりを見つめていきます。

Ceylon tea (1)

1. Ceylon tea Ceylon teaという名称 Ceylon tea (セイロンティー)はSri Lanka (スリランカ)産紅茶の総称で登録商標でもあります。Sri Lankaの国名がイギリスから完全独立をした1972年までC…

Ceylon Tea (2)

3. Ceylon tea の産地 標高による分類 High Grown Tea (ハイグロウンティー) 標高4,000フィート(約1,300m)以上の高地で栽培された紅茶。水色は明るく、バラのような香りがあり、爽やかで渋みが強いのが特徴で…

India tea (1) 歴史的概略

インドは世界の紅茶生産量の半分以上を占める世界一の紅茶生産国であり、同時に世界一の消費量を誇る国です。 インドの紅茶の歴史 第三次英蘭戦争 1610年にオランダ人がヨーロッパにお茶をもたらして以来、イギリスではお茶が一大ブームを巻き起こして…

India tea (2) 紅茶の産地

インド紅茶の産地 インド北東部 Assam (Cacharl) Assam (アッサム)地方はインド国内でもっとも生産量が多い地域です。Assam平原は雨量が多く肥沃な土壌を持ち、紅茶の栽培に向いている地域です。Assam茶の産地は、プラマ…

India tea (3) Assam (1)

Assam種と中国種 Camellia sinensis 日本人が普段飲んでいる緑茶は、ツバキ科のチャノキ( Camellia sinensis )の葉から作ります。このチャノキには、大きく分けて基準変種の var. sinensis (チ…

India tea (4) Assam (2)

Charles Alexander Bruce 1824年、Robertはいくつかの植物と情報を弟のCharles Alexander Bruce (チャールズ・アレクサンダー・ブルース)に譲りました。Charlesは、ジュンボー族の族長ビ…

India tea (5) Darjeeling

Darjeelingについて Darjeeling (ダージリン)はインドの北東の標高2,000mを超える山々が連なるヒマラヤ山脈の麓に位置しています。ネパール、ブータンと接していて北方には標高8,586m、エベレスト、K2に次いで世界第3…