🌱紅茶の品種・産地

🌱紅茶の品種・栽培カテゴリでは、世界の紅茶を形づくる多彩な品種と、その生育環境や栽培の工夫について紹介します。気候・土壌・収穫期などの背景とともに、紅茶づくりの「畑の物語」に触れてみましょう。

岩茶

概要 福建省武夷山を中心とする茶区で生産される烏龍茶の総称です。花崗岩質の土壌と山間の気候が香味に鉱物的な余韻を与え、多段焙煎によって火香(ひこう)と花香(かこう)を重ねる焙煎工程によって複層的な香りと深い後味が形成され […]

武夷山

概要 福建省北西部に位置する山岳景勝地で、岩肌の渓谷に茶園が点在し、烏龍茶「岩茶(いわちゃ)」の主要産地です。断崖と花崗岩質の痩せた土壌が香味に鉱物的な余韻を与え、産地性を確立しました。明清期には輸出茶の供給源として広州 […]

ベニホマレ(茶農林1号/Benihomare)

概要 日本で最初に登録された紅茶向け品種。 1953年に「茶農林1号」として登録。旧系統名は「国茶C8」。明治期に導入された多田系印度雑種(アッサム系)の実生群から選抜されたもので、晩生・樹勢強・葉厚・タンニン多の性質を […]

🇮🇩ジャワ

ジャワ(Java)ティーはインドネシアの紅茶です。インドネシアではジャワ島でインドネシア国内紅茶生産量の約65%、スマトラ島で約25%の紅茶が生産されています。 ほとんどがオーソドックス製法で、全生産量の約70%が輸出さ […]