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🚢B/Lの概要
B/LはBill of Lading(ビルオブレイディング)の略です。読み方はビーエル(Bill of Lading)です。別名は船荷証券です。この名前からわかるように輸出入の際、荷物を「船で運ぶ」時に必要になる重要書類です。
内容は運送人(船会社)が、荷物を確かに受け取り、目的地まで運ぶことを証明する書類です。貨物の所有権を示す重要な証拠でもあり、荷物を受け取る際の引き換えに使われます。

💠3つの役割
- 受領書としての役割:貨物を確かに受け取ったという証明になります。
- 運送契約書:どの船でどこへ運ぶかが記載されています。
- 貨物引き換え証券:これがないと荷受人が貨物を引き取れないという事態になります。
💠主な記載項目
- 荷送人(輸出者)・荷受人(輸入者)
- 貨物の内容(品名、数量、重量)
- 船名・出港日・到着港
- B/L番号
- 輸送条件(FOB, CIFなど)
💡紅茶の例
たとえば、スリランカから紅茶を出荷する際、船会社が発行するB/Lには、「1,000kg of Black Tea, FOB Colombo」などといった記載があります。そして、日本の輸入者はこれと引き換えに港で紅茶を受け取ることができるのです。
🐻重要ポイント
実は国際貿易の講義とかで「B/L(船荷証券)って検索すると必づと言っていいほど『Boys’ Love』が出るんですよね」という笑い話になることもよくあります。教員が「検索は“B/L 船荷証券”で!」と補足するほど(笑)
ですから検索の時は『船荷証券』を必づ添えて調べましょう。間違えると別の世界が開かれてしまいます☕💘