ブレンデッドティー

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概要

ブレンデッドティー(blended tea)は茶葉にドライフルーツや花片・スパイス等の「香りのする固形素材」を直接混合して作るフレーバーティーのことです。

・同義/別表記:インクルージョン(固形混合)型フレーバーティー

・注記(用語の使い分け):一般には産地や等級の異なる茶葉同士の「ブレンド」も「ブレンドティー」と呼びますが、本辞典では固形素材混合による着香を指します。


関連規格/典拠

食品表示(アレルゲン・果皮/花材の原材料表記)/異物混入対策(ふるい分け)


手法

基茶にドライ果実・ピール・花弁・ハーブ・スパイス等を配合します。香料(フレーバー)併用で香りの立ちを調整することもあります。


製品設計

茶:副材の比率、粒度(ティーバッグ目詰まり防止)、エージング(数日~数週間の馴染ませ)で香調が安定します。


保存

副材は光・酸素・湿度で特に劣化しやすいです。遮光高バリア包材+脱酸素剤(低反応型)が有効です。


🫖紅茶文脈での使い方(英語短文)

英文: This blended tea mixes black tea with dried orange peel and rose petals to create a bright, citrus-floral cup.

和訳: このブレンデッドティーは紅茶+オレンジピール+ローズ花弁で、明るい柑橘×フローラルの香りに仕上げています。

英文: After blending, let the mix rest for a week so the inclusions marry with the base tea.

和訳: 混合後に1週間ほどのエージングを置くと、副材の香りが基茶になじみます。


🐻くまの一言

シングルオリジンとか、産地や茶園にこだわって、というのはもちろん好きですが、このブレンデッドティー、実はクマ大好きなのです。いろいろなドライフルーツとかドライフラワーが混ざっているお茶って楽しくなってくるのです。時々自分でも作っています。


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