カフェイン
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概要
カフェイン (caffeine)とはコーヒー、緑茶、ウーロン茶、紅茶、ココア、コーラ、エナジードリンクや栄養ドリンクなどの飲料、チョコレートなどに含まれている物質です。プリン系アルカロイドと呼ばれる物質です。アデノシン受容体拮抗により覚醒感・集中の維持を助け、過量では不眠・動悸・不安などが出ることがあります。
・同義/別表記:テイン(theine:歴史的呼称だが同一化合物)、1,3,7-トリメチルキサンチン

関連規格/典拠
各国の表示基準(カフェイン量表示の任意・義務は国/製品で異なる)
茶との関係
紅茶1杯のカフェインは抽出条件(茶量・湯温・時間・細かさ)で大きく変動します。一般にコーヒー1杯より少ないことが多いです。
紅茶とカフェインについては紅茶と科学の『紅茶とカフェイン』を参照してください。
相互作用
L-テアニンと併存し、体感として「覚醒はするが角が立ちにくい」飲用経験が語られる(個人差)。
抽出のコツ
短時間・低温で相対的に少なめ、長時間・高温で多めに出る傾向。細かい等級(BOP/ダスト)ほど出やすい。
注意
体質・体調・服薬状況で感受性が異なる。デカフェ紅茶はカフェインを低減した製品。
🫖紅茶文脈での使い方(英語短文)
英文: Caffeine in black tea varies widely with leaf grade, dose, and brew time.
和訳: 紅茶のカフェイン量は、等級・茶量・抽出時間で大きく変わります。
英文: Many drinkers feel that L-theanine softens caffeine’s edge in tea.
和訳: L-テアニンがカフェインの角を和らげると感じる人も多いです。
英文: Shorter infusions generally extract less caffeine from the same tea.
和訳: 同じ茶葉でも、短時間抽出の方がカフェインは少なめになりやすいです。
🔗リンク
『紅茶とカフェイン』:紅茶と科学