catechin(カテキン)は、緑茶に多く含まれるポリフェノールの一種で、お茶の渋味や苦味の原因となる成分です。抗酸化作用、抗菌作用、抗ウイルス作用などが期待されています。
紅茶に含まれているcatechinは製造工程でその茶葉を酸化(発酵)させてしまうため、theaflavin (テアフラビン)とthearubigin (テアルビジン)という成分に変化しています。 これが紅茶に含まれるポリフェノールの正式な成分です。ただ、変化してしまうといっても全てが変化してしまうわけではないので玉露、抹茶などよりは少なくなりますが、紅茶にもcatechinは存在しています。

日本食品標準成分表 2015年版(七訂)を元にくま作製
