レモンティー(Lemon Tea)は日本独自の言い方です。日本では「レモンティー=冷たいレモン風味の紅茶飲料」と誤解されることもあります(特に缶やペットボトル製品)。
加工レモン果汁ではなく、新鮮なスライスレモンが味と香りにおいて最良です。レモンの酸味が茶の色を薄くする(pHによるアントシアニン変化)こともあります。
イギリスでは “milk and lemon together” はタブー(牛乳が凝固するため)とされ、どちらか一方を選ぶのがマナーとされていますが、マナー以前にそんな飲み方をくまは許せません🐻💢
🌏 海外ではどう言う?
→ Lemon tea という表現は英語圏でも通じるが、国や文脈によって指すものが異なる。
🇬🇧 英国:あまり一般的ではないが、ミルクが合わない紅茶(例:ダージリン)に輪切りレモンを加える飲み方として存在。
→ 上流階級の趣向や「レモンスライスが浮かんだ優雅なティータイム」のイメージも。
🇺🇸 アメリカ:主にアイスティー文化の中で、甘い紅茶にレモンを加えるスタイルが定番(sweet lemon iced tea)。
🇭🇰 香港など:薬膳やリフレッシュ目的のハーブ+レモン入りのティーを「レモンティー」と呼ぶこともあり、紅茶とは限らない。
🗾 なぜ日本で「レモンティー」と呼ぶのか?
→ 日本では、紅茶の飲み方を分類する際に:
ストレートティー(何も加えない)
ミルクティー(牛乳を加える)
レモンティー(レモンを加える)
の三種類として教えられることが多く、「紅茶にレモンを入れた飲み方」=レモンティーという言葉が完全に定着している。
喫茶店や家庭ではティーカップにレモンスライスを浮かべて提供されるのが一般的。
ただし、香りが飛びやすいためフレーバーティーではなく、実際のレモンを加える形が主流。
✅ 一般的な英語表現
「Tea with lemon」または「Lemon tea」
会話やメニューで使うなら以下のように表現します。
I’d like some tea with lemon, please.
(レモン入りの紅茶をください)
Do you prefer milk or lemon with your tea?
(紅茶にはミルクとレモン、どちらにしますか?)