ナバート

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定義

ナバート(نبات /næˈbɑːt/)とは、イランで用いられる結晶化した砂糖で、紅茶とともに楽しまれる甘味です。

ナバート(نبات )出典:Vlad chernenko / 出典URL / CC BY-SA 3.0

特徴

紅茶に溶かすのではなく、口に含んで飲みます。


形状と性質

結晶状の砂糖
棒状や塊で供されることが多い
ゆっくり溶ける


飲み方

ナバートを口に含む
そのまま紅茶を飲む

甘さを紅茶に加えるのではなく、口の中で重ねる飲み方です。


文化的位置づけ

イランや中央アジアに見られる砂糖文化の一種であり、ロシアの角砂糖文化と共通する飲み方を持つ

サモワール文化
北方ルートの影響

紅茶とともに伝わった飲用習慣の一部


紅茶との関係

紅茶の味そのものを変えるのではなく、飲み方そのものを作る要素です。


ナバートという名前について

ナバート(بات )は本来「植物」を意味する語です。
そこから、
「植物のように成長する結晶」=砂糖結晶
という意味に広がっています。

つまり、昔のイランの人たちが見たものがこうだったのでしょう。

砂糖水を放置
結晶がゆっくり成長
棒に沿って広がる

これが「植物みたいに生えている」となったのだと思われます。


くまの一言

甘さには「混ぜる」方法と「重ねる」方法があります。

イランの紅茶文化では、甘さは溶けるものではなく、寄り添うものなのです。


関連項目

サモワール
ロシア紅茶文化
角砂糖