Nilgiri (ニルギリ)は南インドの西ガーツ山脈の南部ニルギリ丘陵に位置する産地です。標高が高く、年間を通して過ごしやすい高原気候です。この山地はタミル・ナードゥ州、カルナータカ州、ケーララ州の3州にまたがっていて、ニルギリ丘陵に含まれる峰のうち少なくとも24峰は海抜2000mを超えています。
Nilgiriとは現地語で「青い山」を意味します。これはNeelakurinji (ニーラクリンジもしくはKurinji[クリンジ] / 学名Strobilanthes kunthianus)という12年に1度9月から10月にかけて青紫色の花を咲かせる花があって、これが咲いた時、山全体が青く染まることがその語源となっています。

