一芯二葉（いっしんによう）は “top two leaves and a bud” または “one bud and two leaves” と表現されます。
一芯二葉とは、茶葉の摘み取りにおいて、枝の先端にある芯芽と、その下の2枚の若葉までを指す言葉です。芯 (しん)はまだ開いていない芽の状態で、二葉 (ふたば)葉芯芽のすぐ下にある、2枚の若葉のことです。この部分は非常に柔らかく、カテキンが少なく、旨味成分が豊富なので、甘みが強く、渋みが少ないため、高級茶葉とされます。
一芯三葉摘みとは、茶葉の先端にある芯芽とその下の3枚の葉を摘むことです。この場合、2枚目の葉と3枚目の葉の間の茎も含まれるので、収穫量が一芯二葉摘みの倍になります。
3枚目より下の葉は上質な紅茶にするには育ちすぎているので、使われる場合は量産品向けやブレンド用になる場合が多いです。
