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ティーバッグの安全性 (2)

分類:
  • 🔬紅茶と科学

contents
  • 4.マイクロプラスチックやナノプラスチックの危険性
    • マイクロプラスチックやナノプラスチックには害がない??
    • マイクロプラスチックやナノプラスチックの人体への影響
  • 5.マイクロプラスチックやナノプラスチックが身体に取り込まれたら
    • 人間ではどのような可能性があるか

4.マイクロプラスチックやナノプラスチックの危険性

マイクロプラスチックやナノプラスチックには害がない??

『紅茶や麦茶のパックって体に危険? 専門家に聞く』(新しいタブで開きます)(マイナビニュース 2020/03/13 15:34)

という記事では「ティーバッグ紅茶に含まれるマイクロプラスチックは有害ではないのです」と断言しています。

でも本当にそうなのでしょうか?


マイクロプラスチックやナノプラスチックの人体への影響

まず、最初に断言しておきますが、この「安全だという話」は嘘です。なぜなら理由は簡単です。

「安全だと断言」しているからです。

現在の研究では色々な推測はできるけれど

「わからない」

というのが現状断言して良いものだからです。

もう一度言います。

「現状、マイクロプラスチックやナノプラスチックの人体に対する影響は不明」

です。でもこれでは全然安心はできませんよね。

誰も安全だと断言できないのが真実(新しいタブで開きます)
誰も安全だと断言できないのが真実

5.マイクロプラスチックやナノプラスチックが身体に取り込まれたら

バルセロナ自治大学 (UAB)の論文では

「プラスチックの粒子が小さければ小さいほど細胞の中に入ってしまう量が多くなる。つまりプラスチックのサイズが小さければ小さいほど危険」

と言っています。つまり、マイクロプラスチックよりナノプラスチックの方がリスクが大きいということです。

その続きでは動物で実験をしています。そこでは

「マイクロプラスチックやナノプラスチックが腸から身体に入り込んで、細胞の中まで入ってしまうということを証明」

しています。そしてミトコンドリアや核などを攻撃(かく乱)します。

腸から細胞への模式図 (くま作・細胞の原案K-factory)(新しいタブで開きます)
腸から細胞への模式図 (くま作・細胞の原案K-factory)

スェーデンのルンド大学カリン・マットソン博士の研究では、ナノプラスチックが脳内に取り込まれることが証明されました。

さらに、ハンガリーのデブレツェン大学のオルダムール・ホロツキ博士らによるとマウスでもナノプラスチックが脳に溜まることが証明されました。その上、オーストリアのウィーン医科大学ルーカス・ケナー教授によると、最も小さなナノプラスチックはわずか2時間で、マウスの脳内に入り込んでいたのです。

ここでいったんまとめましょう。ここまでわかったことは以下の通りです。

  1. ナノプラスチックを一定以上取り込んだミジンコは全部死んだ。
  2. ナノプラスチックはフナの口から入り、脳に入り込んで、脳が目で見てわかるレベルで異常をきたした。
  3. マウスにナノプラスチックを口から与えたら、ナノプラスチックは2時間で脳に達していた。

ただし、動物を対象とした研究が人間でも同じ結果をもたらすとは限りません。ですが同じ結果をもたらす可能性は高いです。

動物実験のイメージと結果(くま作/マウスkorogisu)(新しいタブで開きます)
動物実験のイメージと結果(くま作/マウスkorogisu)

人間ではどのような可能性があるか

動物実験と人間の遺体の解剖から次の可能性が言えます。

1°腸から人間の体内にナノプラスチックは入ります。
2°腸から入ったナノプラスチックはそこから血液に入ります。
3°消化器系だけではなく心臓などの循環器系に入ります。
4°脳の中に入って溜まっていきます。

事実2025年2月ニューメキシコ大学のマシュー・カンペン博士は

「マイクロプラスチックは人間の肝臓や腎臓よりも高い濃度で脳に蓄積される」

ことを証明しました。

これとは別に次の可能性も指摘できます。

1° 細胞内にも入り込みます。
2° ナノプラスチックがミトコンドリアやDNAを攪乱したり傷つけたりします。
3° ミトコンドリアやDNAが傷つくなどすると、がんのリスクが高まります。
4° なので、ナノプラスチックががんのリスクを高める可能性が高いのです。

ナノプラスチックによる発がんイメージ(くま作/細胞K-factory)(新しいタブで開きます)
ナノプラスチックによる発がんイメージ(くま作/・細胞の原案K-factory)

さらに、2024年の調査では、2016年の調査と比べてマイクロプラスチックやナノプラスチックの濃度が大幅に高くなっていました。

また、認知症と診断された人の脳内ではさらに高濃度だったとのことです。

これで即座に「脳内のプラスチックが認知症と関係がある」と断定はできません、疑うのには十分な話です。

認知症の人の脳とナノプラスチックのイメージ(くま作/脳チャオ☆)(新しいタブで開きます)
認知症の人の脳とナノプラスチック
のイメージ(くま作/脳原案チャオ☆)

しかし、まだまだ研究が追いついていないので、これらはあくまでも推測で

「どんなに黒に近くても誰も断定はまだできない」

のです。

だからこそ4の最初の記事に登場する並木博士のように「安全だ」と断定することも本当は世界中の誰もできないはずなのです。しちゃってますけどね。

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