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  3. ティーバッグの安全性 (4)番外編

ティーバッグの安全性 (4)番外編

分類:
  • 🔬紅茶と科学

目次
  • プラスチックにこだわってきたけれど
    • プラスチック素材
    • フランス式の紅茶
    • コットンフィルター
    • ティープレス
    • その他の紅茶の淹れ方
  • 最後に
    • 生産国への輸出
    • 謝辞にかえて

前回でこのテーマは終わりにする予定だったのですが、蛇足的にティーバッグを使わない方法を普通にティーポットを使う以外で並べておくのも実用上は役に立つかな、と思ったので蛇足です。

プラスチックにこだわってきたけれど

プラスチック素材

今のティーバッグのほとんどがプラスチック素材でできているのはみなさんのご承知の通りです。何と言ってもお湯の中でピラミッド型などの形を保っていられて、お茶や紅茶の抽出により適した形が自由に作れるわけですから選択肢としてプラスチック素材が最優先されるのはある意味、当然です。

そこで『ティーバッグの安全性』と称してさまざまなプラスチックの可能性について3回に分けて考えてきました。今回はそこから離れて、プラスチック以外の素材について簡単にまとめておきたいと思います。


フランス式の紅茶

私たちは茶葉で紅茶を淹れる場合、ポットに茶葉を入れて、そこにお湯を注いで淹れることがほとんどだと思います。しかしこれはイギリス式で、これとは別にフランス式の淹れ方があります。

フランス式は珈琲のネルドリップのようなコットンフィルターの中に茶葉を入れて、それをポットにセットしてお湯を注ぎます。このようなコットンフィルターならマイクロプラスチックやナノプラスチックの心配はまったくありません。

フランス式ティーフィルター(新しいタブで開きます)
フランス式ティーフィルター

コットンフィルター

日本人には見慣れたお茶のティーバッグを作る袋のコットン版です。マリアージュフレールが出しているのを例として上げておきます。図からリンクしていますので興味があれば見てみてください。

mariage freresのお茶パック(新しいタブで開きます)
mariage freresのお茶パック
(マリアージュフレールHPより)
(新しいタブで開きます)

日本でもほうふ茶園から販売されている『お茶パック 綿花 コットン100%不織布』という国産のコットン100%のお茶パックがAmazonでも売っていますので、この手の物は探せばそれなりにあるのだと思います。ただ、やはり計算してみればすぐわかることですが、プラスチック製の同様のお茶パック(1枚2~3円)に比べたら価格は倍かそれ以上(1枚6円くらい)になります。


ティープレス

これもプラスチックを材料に使っていないものを選べばマイクロプラスチックやナノプラスチックの心配はまったくありません。以下の絵のような道具で紅茶を淹れる方法です。

画像(新しいタブで開きます)
ティープレス
(by いらすとや)

その他の紅茶の淹れ方

ようするに、ティーバッグを使わない淹れ方なら、いくらでもマイクロプラスチックやナノプラスチックを避けることができるわけです。たしかに茶葉で淹れるのは、後始末が面倒だったり、ポットを抽出用とサーブ用を揃えたり等が必要です。どう考えても「ティーバッグの方が楽」ですし、昔はともかく今は「茶葉で淹れる方がおいしい」ともいえません。そうなれば、ティーバッグを使いたいというのは当然です。

くまはリーフティーを淹れるところから楽しんでいるので、断然リーフティー派なのですが、それでも紅茶によってはティーバッグしか商品化されていないというものが多くあります。いちいち、ティーバッグを買ってきて、ばらして淹れるほどひねくれてもいません。

ティーバッグの元になる素材を作っている素材メーカーさんの技術には目を見張るものがあります。そして今回色々取材する中で、日本はその最先端にいるといっても過言ではないということも知りました。しかし、前述したように日本の最先端技術を喜んで迎え入れているのは欧米で、日本の製茶メーカーには伊藤園などの例外を除いてはまだまだです。このことこそ、私たち紅茶を愛する人間が憤るべきところなのではないでしょうか。


最後に

生産国への輸出

安心できるティーバッグの紅茶を手に入れるには生産者の理解がどうしても必要です。例えばセイロンティーの産地であるスリランカは包装まで全てをスリランカ国内で行うことを前提としています。そこで安心できる資材を使ってもらえなければ、買ってきたティーバッグをはさみで切って、中身を出して、安心なものに包みかえる、という馬鹿な話になってしまいます。今後こうしたことも課題となってくるのでしょう。


謝辞にかえて

この連載と「紅茶の発展的研究」の連載を書くに当たって、本当に多くの方々のお世話になりました。本当ならお一人お一人、ご芳名を記して御礼申し上げたい所だったのですが、匿名をご希望の方も何人(何社)かいらっしゃったので、まとめての感謝と御礼になってしまい申し訳ありません。

そしてnoteで連載時に読んでくださったみなさん、みなさんから頂くフィードバックが最後まで書き続けられた原動力でした。本当にありがとうございました。

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