聞く紅茶教室

講義時間:約3分

第79講 お茶とは何か

お茶とは、何でしょうか。

とても身近な言葉ですが、
実はこの「お茶」という言葉は、
たくさんの意味を抱えています。

日本語で「お茶」と言うと、
多くの場合、緑茶を思い浮かべます。

でも英語では、tea。
中国語では、茶。
ロシア語では、chai。

音は少しずつ違っても、
どれも同じ茶の文化を背負って、
世界を旅してきた言葉です。

東へ向かった茶は、
陸の道を通って、
「チャ」という音を広げました。

西へ向かった茶は、
港町から海を渡り、
「ティー」という音になりました。

言葉の違いは、
交易の違いでもあります。

茶という植物は、
ただ飲まれただけではありません。

人と人をつなぎ、
地域と地域をつなぎ、
文化と文化をつないできたのです。


くまのひとりごと

今回から、
「お茶そのもの」
についての話になります。

実は、
世界中で飲まれているお茶の、
およそ八割は、
紅茶だと言われています。

紅茶をもっと深く知るためにも、
これから、
色々なお茶の世界を、
一緒に見ていきましょう。