CTC

概要

CTC(Crush, Tear, Curl)とは、紅茶の製造方法の一つであり、茶葉を機械によって砕く(Crush)、引き裂く(Tear)、丸める(Curl)工程を経て製造する方式です。1930年代にインド・アッサムで開発され、現在では世界の紅茶生産で広く採用されています。


名称の由来

CTCは次の3工程の頭文字から構成されています。

  • Crush(圧砕)
  • Tear(引裂)
  • Curl(造粒・丸め)

茶葉を細かな粒状に加工することで、抽出効率を高めることができるのです。


紅茶との関係

CTC製法で作られた紅茶は、

  • 濃い水色(すいしょく)
  • 力強い滋味
  • 抽出の速さ
  • 均一な品質

を特徴としています。

そのためティーバッグ製品やミルクティー向けブレンドに広く利用されています。


オーソドックス製法との違い

オーソドックス製法では茶葉の形状を比較的保ちながら揉捻を行います。

一方、CTC製法では茶葉を細かく破砕するため、短時間で濃厚な抽出液が得られます。


主な生産地域

CTC製法は、

  • インド
  • ケニア
  • スリランカ
  • ルワンダ
  • マラウイ

などで広く利用されている。特にインドとケニアでは主要な製造方式となっています。


歴史

CTC製法は1930年頃にアッサムのアムグリ茶園において、ウィリアム・マッカーシャー(William McKercher)によって開発されました。1950年代以降、インドやアフリカ諸国へ急速に普及しました。


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