yield

  • 読み:イールド
  • 主訳:収量

🗂️ Term: yield
🏷️ 日本語訳: 収量
🔸 紅茶文脈による参考訳:収量
🧩 品詞: 名詞(noun)
🔗 主要複合語: yield per hectare, manufacturing yield, yield loss
📚 分類: 農業・生産、実務・経済
📖 登場規格: 特になし

Contents

意味プロファイル

品質(quality)とは異なる、量と効率を表す概念語です。


📝 定義(Definition)

Yield とは、紅茶において一定の条件下で得られる生産量や回収量を指す語で、主に農業・製造・経済の文脈で用いられます。


📚 説明・背景(Explanation / Background)

Yield は、日本語では一般に「収量」と訳されますが、紅茶文脈では以下のように複数の段階で使われます。

  • 農業的収量:一定面積(例:1ヘクタール)あたりに得られる茶葉量
  • 製造歩留まり:生葉から製品として得られる紅茶の割合
  • 経済的収量:生産コストに対して見合う量が得られているかという観点

重要なのは、yield は品質を直接示す語ではないという点です。高品質な紅茶であっても、収量が低い場合があり、逆に収量が高くても品質が高いとは限らないのです。


🧪 関連属性・補足情報(Attributes / Notes)

  • yield は quantity(量) の評価軸
  • quality は value(価値) の評価軸

両者はしばしばトレードオフの関係にあります。

誤解されやすい点

❌ yield が高い=良い紅茶
❌ yield が低い=高品質
⭕ 用途・目的によって適正な yield が異なる


典型コロケーション

・yield per hectare:単位面積あたりの収量、1ヘクタールあたりの収量(補足的に)
【解説】

  • 農業的 yield を最も明確に示す表現。
  • 産地比較・栽培効率の評価に用いられる。
  • 品質評価(quality)とは別軸であることが重要。

🧸 生産現場の基礎指標です。

・manufacturing yield:製造歩留まり、製造工程における回収率

【解説】

  • 生葉から最終製品としてどれだけの量が得られたかを示す。
  • 製法・設備・乾燥条件の影響を強く受ける。
  • under-fired / over-fired などの工程語とも接続する。

🧸 製造管理・コスト計算の重要語です。

・low yield / high yield:低収量/高収量

【解説】

  • quality の高低とは直結しない。
  • 絶対的な善悪を示す語ではない。
  • 文脈により意味が変わる
    • low yield:希少性・手間の多さを示す場合
    • high yield:安定供給・効率の良さを示す場合

🧸 評価語ではなく、状態記述語です。

・yield loss:収量損失、歩留まりの低下

【解説】

  • 病害・天候・工程不備などによって、本来得られるはずの量が失われること。
  • 農業・製造の双方で使われる。
  • 経済的影響を示す語。

🧸 生産リスクを語る際の基礎語彙です。

まとめ

英語推奨訳
yield per hectare単位面積あたりの収量
manufacturing yield製造歩留まり
low yield / high yield低収量/高収量
yield loss収量損失

🧸ワンポイント

  • per hectare:農業段階
  • manufacturing:製造段階
  • loss:リスク・損失

そして yield は、「どの段階の量か」を必ず確認する語です。

この整理ができていると、価格・品質・労力の関係が一気に読みやすくなります。


🫖 紅茶文脈での使い方(英和例文)

英文: The yield per hectare was lower, but the quality was exceptional.

和訳: 単位面積あたりの収量は低かったが、品質は非常に優れていた。


英文: Manufacturing yield varies depending on processing methods.

和訳: 製造歩留まりは、加工方法によって異なる。


🧸 くまの一言

日本語の「収量」は、量の多寡だけに注目しがちですが、紅茶文脈の yield は、生産・製造・経済の判断を結びつける語なのです。
yield は「どれだけ取れたか」quality は「それがどんな価値を持つか」で、この区別ができると、産地・価格・品質の話が一段と整理されます。

quality との関係

  • quality:評価された価値
  • yield:得られた量

両者は独立した評価軸で、混同すると誤解が生じやすいです。

🧸 yield は、農業、製造、価格形成を横断する、実務理解の要となる語です。感覚語(briskness / vitality)とは別の層なのです。

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