gritty

  • 読み:グリッティ
  • 主訳:ざらつく、粗い
  • ISO準拠

🗂️ Term: gritty
🏷️ 日本語訳(原義): ざらつく/粗い
🔸ISO 6078文脈による和訳:特にファニングス/ダスト等級で、触れると著しく硬い葉
📘 定義: 主としてファニングスやダスト等級で、触感が特に硬い乾葉をいう。
📚 分類: 茶葉用語(Dry Leaf)
📖 登場規格: ISO 6078(紅茶語彙規格)

contents

📝 定義(Definition)

指先で触れるとゴリッとした手触りがあり、粒が角ばっているように感じられる状態です。


📚 説明・背景(Explanation / Background)

“gritty” は触感評価に寄る語で、見た目より手触り・硬さを強調します。過度だと抽出バランスやカップの滑らかさに影響することがあります。


🧪 関連属性・補足情報(Attributes / Notes)

近縁語:grainy(粒状・締まり)との対比で覚える
ハンドリング/包装の摩擦条件が背景にある場合も
触感評価は「乾葉を指で転がす」手順を明記すると再現性が上がる


🫖紅茶文脈での使い方(英語短文)

英文: The Fannings feel gritty and unusually hard to the touch.

和訳: ファニングスがざらつき、触感が異常に硬い。

英文: A gritty make may affect mouthfeel in the cup.

和訳: ざらついた作りはカップの口当たりに影響することがある。

英文: Reduce gritty particles by adjusting cutting and sorting.

和訳: 裁断と選別を調整して、ざらつく粒を減らす。


🧸くまの一言

一般文脈での”gritty”

“gritty”は、砂や砂利のようにザラザラした感触、あるいは勇気と決意に満ちた、断固とした、そして赤裸々で現実的な描写といった複数の意味を持つ形容詞です。具体的には、物理的な「粗さ」や、困難な状況に立ち向かう強い精神力、そして偏見のない、ありのままの現実を描く様子を指します。

1.物理的な粗さ・ザラつき

砂や土、粉のように粒状でざらざらした質感を表します。
例:The sandpaper had a gritty texture.(サンドペーパーはザラザラした質感だった)。

2.精神的な強さ・決意

困難な状況でも勇気と決意を持ち、決して妥協しない強い精神力を指します。
例:gritty determination(不屈の決意)。

3.現実的な描写

美化したり、目を背けたりすることなく、現実の真実や厳しさをありのままに描く様子を表します。
例:The gritty film didn’t shy away from the struggles of its characters.(その過酷な映画は、登場人物たちの苦闘から目を背けなかった)。

    語源

    中英語の”grytig”(砂利のように粒状の)が語源で、”grit(砂利)”という単語に由来しています。


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