thin

  • 読み:ティン
  • 主訳:薄い

🗂️ Term: thin
🏷️ 日本語訳: 薄い/水っぽい(口当たりが軽すぎる)
🔸 紅茶文脈による参考訳:薄い
🧩 品詞: 形容詞(adjective)
🔗 主要複合語: thin tea, thin liquor, thin body
📚 分類: テイスティング用語・否定評価(口当たり・構造)
📖 登場規格: 特になし

Contents

意味プロファイル

日常英語の「薄い」と重なりつつも、紅茶文脈では評価軸が異なる語です。


📝 定義(Definition)

Thin とは、紅茶において、味や香りを支える厚みやコクが不足し、口当たりが水っぽく感じられる状態を指す評価語です。


📚 説明・背景(Explanation / Background)

日常英語の thin は「厚みがない」「密度が低い」という意味を持ちますが、紅茶文脈ではこれが感覚的・構造的な評価語として使われます。

Thin と評価される紅茶は、

  • 飲んだときに口中で広がりがなく
  • 味や香りがすぐに消え
  • 後味を支える要素が弱い

といった特徴を持ちます。

重要なのは、必ずしも水色(liquor)が薄いとは限らない点です。見た目に濃さがあっても、口当たりや味の骨格が弱ければ thin と感じられるのです。


🧪 関連属性・補足情報(Attributes / Notes)

  • thin は body(厚み) の不足を直接的に示す
  • 抽出不足、茶葉量の不足、品質要因などで生じやすい
  • weak(味が弱い)とは異なり、構造そのものが軽すぎる状態を指す

混同しやすい語との違い

  • flat:起伏や動きがない
  • thin:支えや厚みがない
  • weak:強度・濃度が足りない

典型コロケーション

・thin tea:水っぽい印象の紅茶、厚みに欠ける紅茶

【解説】

  • 紅茶全体に対する総合的な否定評価。
  • 抽出条件・茶葉の質・配合など、原因を限定しない表現。
  • 商品コメントや総評で使われる。

・thin liquor:水色に厚みのない状態、口当たりの軽い水色

【解説】

  • liquor は見た目と口当たりの両方を含む。
  • 色の濃淡そのものより、味を支える力が弱いことに焦点がある。
  • テイスティングノート向き。

・thin body:厚みの乏しい口当たり、コクに欠けるボディ

【解説】

  • body に直接かかるため、評価軸が非常に明確。
  • 「味が薄い」ではなく、骨格の弱さを指す。
  • 専門的・分析的な表現。

・rather thin:やや水っぽい印象、やや厚みに欠ける

【解説】

  • rather により評価を和らげる。
  • 完全な欠点ではなく、調整次第で改善可能という含み。
  • 丁寧で控えめな否定表現。

まとめ

英語推奨訳
thin tea水っぽい印象の紅茶
thin liquor口当たりの軽い水色
thin body厚みの乏しい口当たり
rather thinやや水っぽい印象

🫖 紅茶文脈での使い方(英和例文)

英文: The tea feels thin and lacks body.

和訳: この紅茶は口当たりが軽く、厚みに欠ける。

英文: Despite its colour, the liquor tastes thin.

和訳: 水色は濃いが、味わいは水っぽい印象だ。


🧸くまの一言

日本語の「薄い」は、

  • 色が薄い
  • flat(起伏がない)
  • weak(味が弱い)

といった意味に引きずられやすいですが、紅茶文脈の thin はそれとは異なります。味や香りを支える骨格が弱く、飲用体験に重心が感じられない状態です。

「支える力が足りない」という構造的な欠点と理解しておくとわかりやすいです。

flat との関係

  • flat:要素はあるが、動きや起伏がない
  • thin:そもそも要素を支える厚みがない

🧸 thin は、body の不足として現れる否定評価語です。