防湿
概要・定義
防湿(moisture protection / humidity control)とは、湿気が入らないようにすることです。
紅茶の保存では、茶葉が空気中の水分を吸わないようにする工夫を指します。
解説
紅茶の茶葉は乾燥しているため、周囲の湿気を吸いやすい性質があります。
湿気を吸った茶葉は、香りがぼやけたり、味が重くなったり、保存中の変化が進みやすくなったりします。状態が悪い場合には、カビや異臭の原因になることもあります。
そのため、紅茶は高温多湿の場所を避け、袋の口をしっかり閉じて保存することが大切です。
台所のシンク下、コンロまわり、冷蔵庫の出し入れが多い場所などは、湿気や温度変化の影響を受けやすいため注意が必要です。
紅茶でのポイント
紅茶保存における防湿は、単に「濡らさない」という意味ではありません。
空気中の湿気や、温度差によって生じる結露も避ける必要があります。
冷蔵庫や冷凍庫での保存が難しい理由のひとつも、ここにあります。
出し入れのときに温度差が生じると、袋や容器の内外に結露が起こり、茶葉が湿気を吸うおそれがあります。
家庭では、紅茶を袋ごと缶に入れ、湿気の少ない暗い場所に置くのが実用的です。乾燥剤を使う場合も、乾燥剤だけに頼るのではなく、まず湿気を入れない保存環境を整えることが大切です。